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「臨床研究中核病院整備事業スタートアップシンポジウム」を開催

2013年12月

 群馬大学医学部附属病院(野島美久病院長)は,平成25年8月5日に「臨床研究中核病院整備事業スタートアップシンポジウム」を開催した。同事業は日本発の革新的な医薬品・医療機器を創出するために厚生労働省が推進している臨床研究事業で,群馬大学は平成25年4月19日に対象機関に選定された。
 シンポジウムは3部構成で,第1部は厚生労働省医政局の一瀬篤研究開発振興課長による講演や,東京大学医学部附属病院の山崎力臨床研究支援センター長の講演,第2部はバーチャルメガホスピタル「前橋・さいたまコア5治験病院」の構築をテーマに,JA長野厚生連佐久総合病院臨床研究・治験センターの新美三由紀女史と,当事業の推進役である群馬大学医学部附属病院の中村哲也臨床試験部長が,それぞれの病院における臨床研究・臨床試験の取り組みについて講演した。第3部では,群馬大学医学部附属病院内のシーズ・コンペティションで採択された3つの臨床開発シーズが紹介された。
 今後,群馬大学医学部附属病院は,国際水準の質の高い臨床研究や難病等の医師主導治験,および市販後臨床研究等の中心的役割を担う「臨床研究中核病院」として機能することを目指していくが,今回のシンポジウムは,まさにそのスタートを象徴する会となった。

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群馬大学医学部附属病院
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