2014年8月
平成26年6月より群馬大学において、ダヴィンチ手術ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術(RALP;Robot-Assisted Laparoscopic Prostatectomy)が施行された。群馬県内でのロボット手術としては初の導入・施行となる。保険適応が認められている前立腺がんに対する全摘出手術に対して、ダヴィンチSi(第3世代)を導入し、腹腔鏡手術での低侵襲性に加えてより正確で精緻な処置が可能になった。
手術手技の指導に有用で大きな教育効果が望め、様々な職種の専門家が手術チームを作って取り組む最先端のロボット手術は、保健学科と医学科が一体となって進めているチーム医療教育のモデルとしても期待される。