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筑波大学の研究拠点である「いばらき中性子医療研究センター」を
稲田朋美行政改革担当大臣が視察

2014年6月

 6月25日(水), 稲田朋美行政改革担当大臣がつくば国際戦略総合特区の先導的プロジェクトの一つである次世代がん治療(BNCT)の研究拠点「いばらき中性子医療研究センター」を視察されました。
 はじめに,松村明筑波大学附属病院長から視察に際し出席者の紹介がありました。出席したのは,本学から三明康郎理事・副学長(研究担当),熊田博明陽子線医学利用研究センター中性子医学研究開発室長,及び加速器科学の第一人者であり本装置の開発主任である吉岡正和高エネルギー加速器研究機構名誉教授,また先導的な役割を担った独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から倉田健児副理事長,経済産業省から牧野剛産業技術環境局技術振興課長です。また,同センターの設立の経緯及び同装置の世界的な評価等について説明がありました。
 稲田朋美行政改革担当大臣からご挨拶いただいた後,倉田NEDO副理事長から「がん細胞選択的な低侵襲治療機器の基盤技術開発」について, 続いて,熊田室長から「次世代がん治療(BNCT)の開発実用化への取り組み」について説明がありました。
 その後, 同センターの照射室及びBNCT専用に新開発した直線型加速器を視察され,稲田大臣からは実際の装置を目の当たりにされ,多くの質問をいただきました。本視察により, BNCTプロジェクトへの理解が深まり, 実用化に向けたさらなる研究開発の推進が期待されるところです。

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筑波大学附属病院
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