2014年8月
平成26年7月16日(水),オークラフロンティアホテルつくばにおいて,筑波大学附属病院「地域医療連携懇談会」を開催しました。
本会は,地域医療に携わる医療機関や行政とface to faceでの懇談の場を設け,様々な事柄について意見交換をすることで,相互に有する医療機能等をより発揮しつつ質の高い医療環境を確保し,地域住民や患者さんに適切な医療を提供するため,これまで以上の緊密な医療連携を図ることを目的としたものです。
はじめに,原尚人副病院長の司会のもと講演会が行われ,五十嵐徹也茨城県病院事業管理者より「地域医療連携の実現」について,西山博之腎泌尿器外科診療グループ長より「ダヴィンチサージカルシステムについて」,櫻井英幸陽子線医学利用研究センター長より「がんの放射線治療における地域連携について」,大原信医療情報部長より「地域医療情報連携システム」について,それぞれ講演がありました。
続いて実施された懇親会では,水谷太郎副病院長の司会のもと,永田恭介学長,松村明附属病院長,市原健一つくば市長よりそれぞれ挨拶があり,本院の診療グループ紹介や医療連携患者相談センターからの報告も行われました。
本会には,院内関係者をはじめ,連携協定を締結している医療機関のほか,つくば医療圏や隣接する医療圏の中で関わり深い病院・診療所・クリニックやつくば市・保健所・消防などの行政の関係者等,約160名が参加し,盛況のうちに終了しました。
本会でいただいた意見等を活かし,今後より一層の緊密な医療連携を図ってまいります。