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本院における医療の国際化を促進
筑波大学附属病院における質の高い医療をカザフスタンにアピール

2014年10月

 今年度採択された経済産業省事業「外国人患者受け入れの事業性評価に向けた実証調査事業」の一環として,松村明附属病院長ならびに秋山稔国際連携推進室長をはじめとする視察団が2014年9月30日から10月3日にわたり,カザフスタン国内10か所の医療機関ならびに教育機関を訪問しました。
 本事業は,ロシア語圏の医療機関に対する医療交流や研修をベースとした外国人患者集客の効果検証を実施し,筑波大学医療圏の海外展開を目指す目的で行われ,今年度は,ロシア・カザフスタンから陽子線などの高度医療適応患者の送出を促すため,現地医師の研修受け入れ等を通じて,当院の医療の国際化を目指すものです。
 本視察では,筑波大学の実績や国際的教育機関としての姿,さらには質の高い医療や先進医療を積極的に導入する筑波大学附属病院の実際をアピール。提携や陽子線治療の患者送出のみならず,あらゆる診療科に関連した具体的な取り組みに関する活発なディスカッションが展開されました。現地医療機関ナショナルメディカルホールディングとは本視察中に医療交流をベースとした覚書を締結することが決定され,今後カザフスタンとの様々な取り組みが期待されます。

訪問先:ナザルバイエフ大学,National Medical Holding of the Republic of Kazakhstan(Republican Scientific Center of Neurosurgery,National Scientific Cardio Centre,National Research Centre of Maternal and Child Health,National Children’s Rehabilitation Centre),国立がん放射線研究所,国立医科大付属内科病院,アスタナ市立がんセンター,カザフスタン 大統領府附属メディカルセンター病院,カザフスタン国立大学

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筑波大学附属病院
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