2014年12月
12月19日,平成26年度医療機器・サービス国際化推進事業計画に伴い,「筑波大学附属病院における陽子線治療 ~日ロ間の今後の交流・発展について~」と題したセミナーをロシア・ウラジオストクにて開催しました。本セミナーは,ロシアとの患者送出をベースとした活発な医療交流の推進を目的に開催されたものです。
当日は,秋山稔国際連携推進室長やザボロノク・アレクサンドル病院講師により,筑波大学附属病院の概要や陽子線治療,さらには当院における受入フローについて紹介されました。参加者からの陽子線治療や放射線治療に関する具体的な質問には,同行した放射線腫瘍科の大西かよ子講師が回答を行い,当院における医療の正しい理解を促進するセミナーとなりました。
また,同日午前には,極東連邦大学メディカルセンターを訪問,現地の医療環境の視察ならびに同センターのオレグ・パク所長との面談をおこない,筑波大学附属病院との今後のコラボレーションについて積極的な議論が交わされました。