岡山大学病院は2016年3月9日に鹿田地区防災訓練を実施しました。今回は、大規模災害を想定して、周辺地域から傷病者を受け入れるためのトリアージ訓練と、被災した他の国立大学附属病院から患者が搬送されて来ることを想定した訓練を行いました。現在、全国の国立大学附属病院の患者の基本的な診療情報は、北海道と九州の2カ所にバックアップされており(Geminiシステム)、ある国立大学附属病院が被災した際には、その情報を使って他の国立大学病院で患者を受け入れることができる体制になっています。今回の訓練では、このシステムを用いた訓練も行いました。また、トリアージ訓練では、周辺地域住民の方々もお招きし、周辺地域と一体となった防災対策に心掛けております。