【日時】平成26年5月10日(土) 10:00~13:00
【会場】東京大学本郷キャンパス 医学部教育研究棟14階 鉄門記念講堂
国立大学附属病院長会議では、国立大学病院全体での災害対策能力向上を図るために「災害対策担当」を置き、災害時における継続的な医療の提供、地方公共団体との連絡体制構築による地域の安全対策等、国立大学病院における災害対策全般について検討を進めています。その活動の一環として5月10日、東京大学医学部附属病院災害医療マネジメント部が主催する標記シンポジウムに、共催者として参画しました。約150人の参加者が集まり、災害時に各省庁が国立大学病院に期待する役割について、内閣府、文部科学省、厚生労働省からのご説明や活発な討論が展開されました。
東京大学医学部附属病院災害医療マネジメント部・中尾博之部長
プログラム
開会挨拶
東京大学医学部附属病院長 門脇 孝
岡山大学病院長 槇野 博史(国立大学附属病院長会議災害対策担当)
東京大学医学部附属病院・門脇 孝 病院長 槇野 博史 岡山大学病院長(国立大学附属病院長会議災害対策担当)
プログラム1「基調講演」
文部科学省高等教育局医学教育課 大学病院支援室長 手島英雄
プログラム2「災害時の対応事例報告」
「山梨大学医学部附属病院の大雪災害対応について」(20分)
山梨大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長 松田兼一
文部科学省高等教育局医学教育課・手島英雄大学病院支援室長の基調講演
プログラム3「シンポジウム」
「災害時の国立大学病院の底力と省庁の期待するもの」
シンポジスト
- 内閣府政策統括官(防災担当)災害緊急事態対処担当企画官 藤條 聡
- 文部科学省高等教育局医学教育課大学病院支援室長補佐 尾田史郎
- 厚生労働省医政局指導課救急・周産期医療等対策室 災害時医師等派遣調整専門官 水野浩利
- 東京医科歯科大学医学部附属病院救命救急センター教授 大友康裕
- 山梨大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長 松田兼一
- 東京大学医学部附属病院災害医療マネジメント部部長 中尾博之
*シンポジストからの発表後,討論
座長: 東京大学医学部附属病院 小池創一
岡山大学病院副病院長 宮脇卓也
閉会挨拶
名古屋大学医学部附属病院長 石黒直樹(国立大学附属病院長会議災害対策担当)
「災害時の国立大学病院の底力と省庁の期待するもの」というテーマで活発に討論されました