1874年に、地元有志の拠金により共立病院として設立、その後、県立千葉医学校および附属病院、官立千葉医科大学附属病院を経て、1949年に千葉大学医学部附属病院となりました。成田国際空港と東京国際空港の双方から1時間以内の立地にあり、千葉大学の医療系3学部(医学部、薬学部、看護学部)を擁する亥鼻キャンパスに位置しています。850床からなる病院は、高度ながん治療や各種の臓器移植、救急医療などに対応するとともに、臨床研究中核病院として先端医療を開発しています。そして、これらの特色を活かし、人間性と国際性豊かな優れた医療人を育成しています。
千葉大学病院は、2024年に創立150周年を迎えます。2021年1月には、新しい中央診療棟がオープンし、救命救急センター、集中治療部のほか、ハイブリッド手術室を含む手術施設を拡充、国内初のMRリニアックシステムなどを整備するとともに、連携が必要な部門の集約など、患者さんにやさしくスタッフも働きやすい環境を整えました。こうした機器や設備を最大限に活用し、高度医療に磨きをかけ、ポストコロナに輝くことのできる病院を目指していきます。
地域における“最後の砦”としての機能を担うとともに、患者さんの側に立って良質かつ適切な医療サービスを提供し、「千葉大学病院なら安心して自分の家族を診てもらうことができる」と心から思っていただける存在となるべく努めてまいります。
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1988年 千葉大学医学部卒 |
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