病院の紹介

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病院長 中尾 一彦

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大学外観

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Q.病院の特徴についてお聞かせください。

本院は、1861年日本で最初に開設された西洋式病院「養生所」(120床)が前身となっており、2021年には創立160周年を迎えます。現在は871床、2018年度の年間の外来延患者数は約43万人、入院延患者数は約27万人です。長崎県内唯一の大学病院として、地域医療の中核的な役割を果たすと同時に、医学教育・研究の拠点でもあります。

Q.今後の目標についてお聞かせください。

私は、以下の3点を目標に掲げています。
① 高度・先端医療を積極的に導入し、同時に全人的医療を常に心がける。
②多くの若手医療人が集まってくるような魅力ある卒後教育を行い、特色ある臨床研究を推進する。
③創意工夫し、可能な限り無駄を省き、効率的な病院経営を行う。

Q.病院長の好きな言葉、または皆様へのメッセージの言葉をお願いします。なお、言葉の説明もお願いします。

「自由闊達」は私の好きな言葉です。老若男女、職種や職位などに関係なく、皆が遠慮なく自由に意見を言い合い議論して、組織にとって最も良い方向性を求めていく。そのような雰囲気の病院になれたらと思います。最近は電子カルテの画面ばかり見て患者さんに向き合わない医師もいます。本院では、患者さんと目と目を合わせて「傾聴と対話」を大切にする診療を心がけたいと思います。

プロフィール 1983(昭和58)年 長崎大学医学部を卒業後、同学第一内科に入局
1998(平成10)年 同学保健管理センター講師
2002(平成14)年 同センター助教授
2006(平成18)年 同学医歯薬学総合研究科助教授
2007(平成19)年 同科准教授
2009(平成21)年 同科教授、病院消化器内科の診療科長に就任
2019(平成31)年 同学理事(病院担当)・病院長に就任
専門は内科学、消化器病学、肝臓学
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