京大病院は、高度先進医療と高度急性期医療を提供する病院です。
高度先進医療として、臨床研究中核病院などの法令による医療機関の指定を受け、また、様々な部門横断的な診療センターを設置しています。また、iPS細胞研究所やがん免疫研究センターと連携しながら、先端医療開発機構(iACT)やKi-CONNECT(次世代医療・iPS細胞治療研究センター)の支援により、世界初となるような革新的な医療開発に取り組んでいます。一方で、高度急性期医療を担う病院として、国立大学病院としてトップクラスの救急応需件数を誇り、重症及び複数の診療科領域にわたる重篤な救急患者を24時間体制で受け入れ、高度な専門的医療を総合的に提供しています。
今後も、上記機能を充実・発展させ、患者さんの希望となる新たな医療の開発と実践を行うと同時に、高度急性期医療を担う病院として、地域医療の強化に寄与する、地域に根差した京大病院でありたいと考えています。
-世界に発信できる画期的な臨床研究を
-最新の先進医療を一人でも多くの患者さんに
-地域の医療機関と連携して最善の地域医療を
を高い水準でかなえ、実現していきたいと考えています。
One for all, all for one.
個々の人が全体を考え、動き、全体が個々の人を尊重していくことが素晴しい未来を築くと信じています。
昭和61年京都大学医学部卒業、米国UCSFグラッドストーン研究所での留学を経て、平成12年より京都大学大学院医学研究科血液・腫瘍内科学助教、平成22年に同教授。専門は、血液学・ウイルス学。特に、レトロウイルス感染症、血液悪性腫瘍の病態と治療開発研究。令和5年4月より、京都大学医学部附属病院病院長。 |