医療の未来を担う大学病院として、診療・教育・研究を通じて社会に貢献するという理念のもと、高度な医療の提供、研究による新たな医療の開拓に取り組んでおり、臨床研究中核病院、橋渡し研究加速ネットワークプログラム、がんゲノム医療中核拠点病院、小児がん拠点病院に指定されています。
また、2019年2月に国立大学附属病院として初めてJoint Commission International (JCI)に認定されました。
医療の最後の砦として、複雑な症例や難症例を診るのが当病院の大きな責務と考えています。医療を担う人材の数には限りがあるため、地域の医療機関がそれぞれの役割を明確に認識して、助け合う体制を築くことが重要です。地域全体で患者さんを診るような体制をつくることで、診療のみならず大学病院の本懐でもある教育や研究の発展にも生かしていきたいと考えています。
『For the Public』は名大病院の運営理念であり、とても大切にしている言葉です。困難な課題に直面した際には、この言葉の意味を再確認し、病院スタッフとともに進んでいきたいと考えています。
名古屋大学医学部卒業。医学博士。 名古屋大学大学院医学系研究科腎臓内科学教授。 名古屋大学医学部附属病院副病院長を経て、2024年より現職。 |