本院における年間の外来患者数は1日あたり3,117人、入院患者数は1日あたり1,077人。年間新入院患者数は2万8千人を超え平均在院に数は一般で12.7日である。また、高度急性期医療、小児周産期医療、移植医療やロボット手術などの高度先端医療に力を注いでいる。さらに、臨床研究と先端医療開発を中心的なミッションとしている。現在、新入院棟、臨床研究棟を始めとする病院再開発を行っており2019年には完成予定である。
東大病院の目指す方向として1. 高度急性期医療を中心とした広範囲の医療を実践するための、診療機能や体制強化. 2. 世界トップレベルの臨床医学研究・先端医療開発の拠点構築3. 明日の臨床医学・次世代医療を担う研究マインドを持った医療人の育成4. 診療・研究・教育のバランスのとれたミッションの達成に向けた教職員の戦略的配置の実現5.機動性の高い組織運営体制の確立を掲げている。
東大病院では職員一同が安全・安心・思いやりを基本精神として心がけ、そのために接遇を重視して、皆様のご期待に応え頼られる病院であることを目指している。皆様のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。
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1987年に東京大学医学部医学科卒業し、脳神経外科学教室に入局。 関連施設で研修の後、1989年米国国立衛生研究所(NINDS, Stroke branch)に留学、 脳卒中の基礎研究に従事。 帰国後、東京大学脳神経外科学教室および東京大学細胞生物学教室で研鑽を積み、 2000年に群馬大学脳神経外科講師、2002年同教授に就任。 2006年には東京大学脳神経外科教授に就任し、 2011年東京大学医学部附属病院副院長、2015年に同病院長。 専門は脳神経外科学。 日本脳神経外科学会理事、日本脳卒中学会理事。 |
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