病院の紹介

熊本大学医学部附属病院ホームページ
病院長 谷原 秀信

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大学外観

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Q.病院の特徴についてお聞かせください。

本院における年間の延べ外来患者数は36万人、延べ入院患者数は27万人であり、熊本県を中心に地域医療の中核的な役割を担っています。本学においては、エイズ治療や再生・再建医学、生活習慣病などの研究拠点が形成されています。2013年には、手術支援ロボット、ハイブリッド手術室などが導入されました。2014年には新外来診療棟が完成され、その後、管理棟の改修と新臨床研究棟の建設も終え、病院の現地再開発計画は、病院外環境整備を残すだけという最終段階にあります。本院は、旧制五高と熊本藩校再春館の流れを汲む長い伝統に支えられており、優れた基礎研究と臨床研究をバランスよく発展させてきた伝統があります。

Q.今後の目標についてお聞かせください。

地域医療にとって「最後の砦」である本院の高度医療を安全安心に提供できる医療安全管理体制を構築していきます。熊本大学は、優れた基礎研究者が活躍してきた歴史と伝統があります。研究大学強化促進事業(RU22)に採択されたこともあり、本院では、臨床-基礎融合型のトランスレーショナルリサーチ研究を推進できる戦略的な体制整備を図りたいと考えています。地域貢献としては、熊本県および自治体、公的関連病院との連携をさらに強化し、地域医療支援、災害医療拠点形成、緩和ケア・在宅医療の医療人養成に積極的に取り組む所存です。

Q.病院長の好きな言葉、または皆様へのメッセージの言葉をお願いします。なお、言葉の説明もお願いします。

「行蔵は我に存す 毀誉は他人の主張 我に与からず我に関せずと存候」は、私が好きな言葉の一つです。
元幕臣が新政府で名利を得ていることについて、福沢諭吉から論難された勝海舟は、上記の言葉で答えます。行蔵とは「進んで世に出て手腕を振るうことと隠れて世に出ないこと」であり、自分の行動や出処進退をどうするかは自分が決める、という強い意志を堂々と述べたものです。自らの言動や出処進退について、他者はあれこれと評価し批判するかもしれないが、自分にとってはどうでも良いことだ、と毅然とした勝海舟の覚悟と生き様を明確に表現した言葉です。

プロフィール 1985年 京都大学医学部卒、
1989年 南カリフォルニア大学Doheny眼研究所研究員、
1993年 マイアミ大学Bascom Palmer眼研究所留学、
1996年 京都大学医学部講師、
1999年 天理よろづ相談所病院眼科部長、
2001年 熊本大学医学部眼科学分野教授、
2009年 熊本大学医学部附属病院副病院長、
2013年 熊本大学医学部附属病院長、副学長(2015年3月まで)、
2018年 熊本大学医学部附属病院長・副学長(専任)、
日本眼科学会専門医・指導医、日本眼科学会評議員、日本緑内障学会理事
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