「全人的医療の実践」「優れた医療人の育成」「新しい医療の探求」を理念に掲げています。「高度被ばく医療支援センター」及び「原子力災害医療・総合支援センター」に指定され、原子力災害医療に係る活動を行っています。平成28年4月に「福島医療支援センター」を設置し、同年10月から医師が出向して医療支援を通じて福島復興に協力しています。
また、中国四国では唯一「エイズブロック拠点病院」、「小児がん拠点病院」に指定されており、これらの分野での中心的な医療機関としての役割を果たしています。
特定臨床研究、がんゲノム医療などの先進的な医療を安定かつ継続して提供するために、デジタルトランスフォーメーションを応用した医療情報基盤システム、生体試料システムの整備を行っています。これらによって医療情報プラットフォームを構築し、診療の質と効率性の向上とともに、治験や臨床研究を効率化、高度化して実施可能な体制を整えることを目指しています。
「One for all, all for one」 :学生時代にはラグビ-部に所属して怪我ばかりしていました。より良い医療現場の構築のためには、それぞれのスタッフが十分なコミュニケーションのもとに互いの理解を深め、信頼関係を構築し、継続性のある強いチームを結成することが必要となります。強い結束力と団結力で日本中に感動を与えたラグビー日本代表の「One Team」に倣い、One Teamでメンバーが主体的に個性や能力を発揮しながら一丸となって目標を目指す強い広島大学病院にしていきたいと考えています。
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昭和59年 広島大学医学部卒業 平成 5年 東京女子医科大学講師 平成16年 広島大学教授 平成22年 広島大学病院副病院長 令和 4年 広島大学病院長 |
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